メニュー

腰椎領域の痛み(腰痛、お尻の痛み、坐骨神経痛、足のしびれ、間欠性跛行)

腰痛は日本人で最も多い痛みの1つです。

筋肉の痛み(筋筋膜性疼痛)からくるものも多いですが神経痛によるものも多いです。

代表的な疾患としては以下のものがあります。

ぎっくり腰(急性腰痛)

重いものを持ち上げた時などに急に動けなくなるほどの痛みを来す急性腰痛の俗称です。椎間関節によるもの、椎間板の痛みによるものなど原因は様々です。

痛みが強い場合、組織修復能力の高い神経ブロック治療が効果的です。

腰椎椎間板ヘルニア

若い人に多くみられる疾患です。椎間板が突出している状態ですが、神経が圧迫され炎症を起こすと強い痛みになります。第4腰椎と第5腰椎の間、第5腰椎と仙骨の間の椎間板で生じる頻度が高く、多くは坐骨神経痛を生じ、重症例では歩行障害になります。

神経痛の治療には内服薬は効果がなく、神経ブロックを行い神経の炎症を抑える方が解決になります。

ほとんどのヘルニアは1年以内に自然吸収されるため、急激な筋力低下や麻痺症状を認める時以外は手術適応とはなりませんが、慢性化してしまい、痛みが強く残存する場合は手術適応になることもあります。また、スポーツ選手など痛みがパフォーマンスに影響するケースでは最初から手術が選択されることもあります。

腰部脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄は加齢に伴う現象で、それが原因で痛みが出てしまった人が脊柱管狭窄症ということになります。

脊柱管内が黄色靭帯の肥厚や椎間板の突出、椎間関節の変形などで狭くなり、脊柱管内圧が上がり、神経への血流が悪くなるために痛みが生じる疾患です。

腰やお尻から足にかけて痛みが出ます。体を丸めた姿勢では脊柱管内圧が上がりにくいため痛みは出づらく、後ろに反らすと悪化することが多いです。

歩いているうちにだんだん足が痛くなってきてしまうため、休憩する、休憩すると痛みは改善するが、歩き始めるとまただんだん足が痛くなって休憩する…

こういった、休み休みでないと歩けないという症状を間欠性跛行といいますが、脊柱管狭窄症の代表的な症状です。

重症例では歩行距離が10メートル程度のこともあり、出かけても帰ってこられないのではないか、という恐怖で外出ができなくなってしまいます。

一方、自転車やシルバーカート、杖、スーパーのカートなどを使用するときは前傾姿勢になるため痛みは出づらいです。

移動時に自転車を好む高齢者は脊柱管狭窄症であることが多いです。

長時間の立ち仕事でも脊柱管内圧があがるため、台所での作業が苦痛であったり、仰向けで寝るよりも横向きに寝た方が背中が丸まるため、横向きで寝るのをを好む人もいます。

ほとんどの方は診断がついておりますが、治療は痛み止めの内服と電気治療しか受けていないのが現実です。

当院において最も受診率が高い疾患です。

神経ブロックでは背骨の変形を直すことはできませんが、血流増加作用により傷んでしまった神経の回復効果があり、痛みが出づらくなります。歩行距離が改善するケースが多くみられます。

腰椎すべり症

加齢により腰椎を固定している靭帯が弱ってくると腰椎がずれてきてしまいます。

特に第4腰椎と第5腰椎のレベルでのすべり症が多いです。すべり症自体で脊柱管狭窄をきたしますので徐々に、脊柱管狭窄症の症状に悩まされるようになります。

ずれがひどい場合は、脊柱管狭窄も高度で脊柱管の内圧が高く、神経ブロックでも効果が得られないことがあります。この場合は手術を勧めております。

変形性腰椎症

加齢などで腰椎が変形した状態です。変形だけでは問題になりませんが、変形が進むと脊柱管狭窄症となって症状が出たりします。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME